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sakamitisuihei

TSFFC用のブログと 池波正太郎先生を見習い、 総菜の記録を日記としてつけている。 あと個人的な覚え書きです。

日記かぁ でもなぁ

 パソの前に座ると、日記を始めようか
という考えに取りつかれる。でも続かん
訳ですよ。

 おれは根気がないらしい。





 なにか1人称の呼び方だけで混乱する。
 僕なのか私なのか俺なのか。

 自分のなかでは俺はないなと感じてい
て、とすれば選択枝は僕と私なのだが。

 と、ここまで書いていてなにか違うと
思って嫌になるのだ。こんな事を書きた
いのではない。そういう思いが凄く強く
なる。

 では、何が書きたいのかと聞けば、曖
昧な気分だけが残っているのである。

 残念なものだ。

 朝目が覚めてこの日記を見直せば、お
れも結構ありだなと思った。

 では、試し文をおれでつくろうか。

今日の漢字 化ける


化けるは人偏に匕(か)

匕(か)とは死人のことであるらしい。

生きている人間が死人になると化けると
いう意味らしい。

奈留程、奈留程。


血圧

141 93 やや高め。不安なので薬飲む。


 ここ二三日引っかかっている記憶があって、
昔s○sという職場にいたとき、仕事帰りに
よる喫茶店がとうしても思い出せない。


 総曲輪の裏手、大手町通りの辺りだと思っ
たのだが、よく考えると、あの辺りに記憶の
風景と一致する喫茶店はないのである。

 では県庁の周辺か、スダビルの裏辺りかと
思ったが、やはり心当たりがない。

 思い出そうとすればするほど細部がどんど
んぼやけてきて、本当に俺はその場所にいた
のだろうかと思う。

 本を買ったあとその店に一人でより、たば
こをふかしなから本を読みコーヒーを飲む。

 当たり前でどこの店でもやっていた、その
一連のアクションが、その喫茶店に関しては
不明瞭なのだ。


 店の場所は覚えていない。

 名前も解らない。

 そこのママもマスターも、記憶のどこにも
印象が残っていない。

 ぼんやりと、自分がカウンターに座ってい
る記憶だけ。

 カウンターの大きさも、色も、向こう側に
立つ人の姿も、曖昧でカウンター以外にテー
ブルがあったかも解らない。

 俺はそこに一人でしか行かなかった。

 友人を連れて行かないし、付き合っていた
彼女にも秘密にしていたようだ。

 かと言ってそこで顔見知りなった人もいな
い。

 俺以外に客はいたのに、いつもそれは知ら
ない客で、俺はもくもくと本を読みたばこを
ふかし、勘定を払う。


 しかしだ。いま思い出すと俺はs○sで喫
茶店に寄れる様な時間に帰ったことはないよ
うに思える。

 これなんなのだ。びっくりするほど大きな
記憶の虫食い。

 つい数日前まで普通に自分が体験していた
感じが、まったく根拠のない妄想かもしれな
いと思えること。

 微妙な記憶の誤差は感じていたが、これほ
ど大きな記憶の勘違いに気づいたのは初めて
だった。


 もしいま日記を書く理由はなにかと考えた
なら、そういう理由だろうなぁと思う今日で
あった。

 継続するように努力するつもりである。
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