残酷な神が支配するやっと読み終える。長かった、やっとというのが実に正確な表現であったと思う。
この漫画から僕が受け止めたのは、『死と向き合う』という事なのだろう。悲しいことではあるが、虐待という事実は、死における背景としての意味でしかない。
性的な虐待というニュアンスを重きに置けば、『エデンの花』という作品がある。残酷において虐待は決して重要なモチーフではないのだ、むしろ死こそ、重要なモチーフなのである。そして前半では決してそれが伝わらない、虐待のイメージに隠れている、後半で姿を現す。神はシンボルの中に身を隠すのである。
詳しい考察はいずれ時間を掛けて書くつもりだ、今は無事読み終えたことで了としたい。